音楽から学んだこと
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私が好きなバンドはSlayer、Nine inch nailsだ。
これはずっと揺らがない。
このアルバムでSlayerを初めて聞いた。
最初聞いた時は、驚きでしかなかった。攻撃的で、こもったような音圧のリフとドラム、金切声ともドスが効いているともいえるボーカルに唖然としたし、これは聞けないと思ったが、ずっと聞いているうちにはまってしまった。
特に1曲めの"War emsemble"にはまった。
ギターでもコピーした。
何よりも歌詞に影響を受けた。
"戦争では何人殺したかが問題なんだ"と言うような歌詞には絶句した。
このアルバムは湾岸戦争の時、アメリカ軍の戦車隊がスピーカーから爆音で流していたとか。
"Expendable Youth"は"使い捨ての若者"という意味で戦争ではいつも若者が使い捨てられるという趣旨のもの。
Reign in Blood。これには完全にやられた。
一曲目の"Angel of death"はナチスのヨゼフ・メンゲレを歌ったもの。
つまり、ホロコーストについての歌。
この時、高校生だった私はかなり影響を受けた。
収容所では400万人以上が殺された。
"シャワーはお前の命を洗い流す"
こんな歌詞を高校生が聞いて影響を受けていた。
ホロコーストについて、戦争について考えさせられた。
他にも731部隊のことを歌った、"Unit 731"とかがある。
のちのミドリ十字薬害エイズ事件にもつながっているので知っておく必要があると思う。
この部隊の出身者が起こした事件のようなものだ。
Nine inch nailsは当初は精神世界のことばかり歌っていたが、心身ともに健康になってからは、政治的なことを歌い出している。
はっきりとイラク戦争を反対しているし、反ブッシュでも有名。
私もイラク戦争はやるべき戦争ではなかったと思っているし、反ブッシュでもあるが、
彼さえいなければ戦争は起きなかったし、今のテロも起きなかったと断言できる。
最低、最悪の人間だと思う。
では戦争は避けられたのかと言えば無理だったと思う。
必要に駆られて戦争をしているのだから。
それが一握りの権力者の必要性であっても。
オバマの態度がしっかりしていないのでおそらく次期大統領は共和党から生まれると思うので、また戦争へと突っ走るのだろう。
そして、お金のないアメリカから集団的自衛権を依頼された日本は戦争に参加することになると思う。
ブッシュのおかげでアメリカは財政難になったし、そのお陰でアメリカ軍は軍縮。
軍縮したが影響は維持したい。それを手伝えよと言われて集団的自衛権を求められた。
断れるわけがない。
日本は好きこのんで戦争に参加するほど好戦的ではないと信じているが、アメリカの傘下にいる限り、アメリカの意向をくんで行かないといけない。
集団的自衛権の反対の人はアメリカに文句を言うべき。
アメリカのせいで集団的自衛権を行使しなければならなくなった。
アメリカから離れない限り、戦争からは離れられないと思う。
どうする?アメリカ軍を追い出して、中立国になるかい?
徴兵制を復活して、カリカリの軍事国家になって、一億総活躍するかい?
世の中で起こっていること、考えるべきこと、知っておくべきこと。
私の人生は少なからず、音楽から影響を受けている。