私の音楽史
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初めて買ったアルバムは小学校5年生の時だった。
カセットテープで、マイケル・ジャクソンの「スリラー」だった。これは小学校にクラスメイトが持ってきてラジカセで聞いた時に衝撃を受けた。クラスメイトはお兄ちゃんが聞いているのをダビングしてもらったと言っていた。先生も喜んで聞いていたように思う。
- アーティスト: マイケル・ジャクソン,クインシー・ジョーンズ,ロッド・テンパートン,マイケル・ジャクソン・ウィズ・ポール・マッカートニー,ヴィンセント・プライス
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: CD
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死んだ時とは別人だな・・・。
初めて買ったCDはジェネシスの「インビジブル・タッチ」だった。
中学1年生の時、お年玉でCDラジカセとCDを買った時だ。
当時、「マイアミバイス」と言う、アメリカの刑事モノのドラマがテレ東でやっていて、すごいはまっていてみんなでマイアミバイスごっこしてた。その中でフィルコリンズが「Tonghit,Tonghit、Tonghit」を歌っていてすごく好きになった。
朝、タイマーをかけてこのCDで起きていた。「Invisivle Touch」の出だしは未だに忘れられない。
そして、TM NETWORKにはまる。
これが初めて買った、TMのアルバム。中学2年生ごろかな。
高校に上がるまで聞いてた。
オフコースなんてのも聞いていたな。「さよなら」なんて聞いて、ああ、失恋なんて。
ダビングしまくってたなー。
中学の終わり頃から高校に上がってやってきたバンドブーム。イカ天とか。
その影響でハードロックを聴き始めたのだけれど、デフ・レパードとか、
ホワイトスネイクとかさ。
- アーティスト: Whitesnake
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 1994/07/11
- メディア: CD
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でも、高校2年生になってはまったのは、スラッシュメタル。80年代から90年代はこれしかない。
Thrash Metal 四天王。
Anthrax、Metallica、Megadeth、Slayer。
まずは聞きやすいところから。Anthraxだ。
アマンザリビンフォロミオアダイ!ライブビデオが最高にカッコよかったなー。
「Oidivnikufesin N.F.V.」なんてテープが擦切れるかと思った。
Anthrax Oidivnikufesin- Intro/Among The Living ...
すごいキャッチーなリフが好き。
Anthrax - AIR / I'm The Man [Oidivnikufesin NFV ...
I'M THE MANなんてメタルとラップの先駆けだよな。NOT!NOT!NOT!
次にはまったのはメガデス。これも聞きやすい。ハンガー18なんてかっこいいね。
Peace sells, but who's buying?なんて今もって効果的な皮肉だよね。
すごい社会派のバンドだったな。今はどうなんだろう。デイブ・ムステインも薬物からクリーンになったって聞いているけれど。
そして、今や大御所、Metallica。
...AND JUSTICE FOR ALLからはまった。
もう、怖くて。速くて攻撃的で。
BLACKENDが怖かった。
それ以上に怖かったのは"One"
Metallica - One [Official Music Video] - YouTube
小説「ジョニーは戦場に行った」にインスパイアを受けて書いた曲。
映画を見たけれど、救いようがない話だった。
第一次世界大戦で手足、目と鼻と口と耳、そして目を失った話。
自分で死ぬことも許されない状況。
モールス信号が伝えている。「Kill me」と。そして、看護師は決断する。
曲調はレッドツェッペリンの天国への階段とそっくりだけれど、いい曲だと思う。
高校2年の当時、湾岸戦争が開戦した時で担任が「悲しいことに戦争が始まりました」とHRで話していたのを今でも覚えている。
そして、空爆に向かう戦闘機と発射されるトマホークの映像。
戦争がゲームになった瞬間。
そして、帝王、Slayerだ。
試しにとSeasons in the abyssを買った。
一曲目だけ聞いて、これだけは聞けないと思った。
こもったような音。音圧。攻撃性。怖いと思って聞けなかった。
"War Ensemble"
しかし、これにはまってしまった。
聞いていたら、急にカッコよく聴こえてきたのだ。
以来、このアルバムは擦り切れるかと思うほど聞き込んだ。
さらにSlayerにはまって、Reign Bloodを購入する。
一曲目のAngel of Deathはナチズム礼賛と誤解されソニーからの発売を拒否された。
この曲はホロコーストにおける、医師ヨーゼフ・メンゲレについて歌った曲。
彼は毒ガス室行きと強制労働への別れ道を診断することから、「死の天使」と呼ばれていた。
また、麻酔なしの手術や人工シャム双生児を作ろうとするなどした。
こんなことを調べるきっかけになったのはスレイヤーのおかげだ。
高校生の私はナチズムに嫌悪感を覚えた。
ナチスを調べ、その歴史を知ったことにより、繰り返してはいけないことだと思った。そして、それは今でも思う。
極右は本当に怖いとさえ思う。
歴史を学ばない限り、人類は過ちを繰り返すだろうし、学んでも繰り返す。
人が一番地球にとって害悪だ。
こんな考え方に至ったのもスレイヤーの影響がでかい。
Angel of Deathの歌詞は全て暗記して机の上に書いていた。どこでも書けた。
19歳。
予備校通い。
精神的にもきつかった時期に聞いていたのは、スレイヤーでは飽き足らなくなり、より過激になっていった。
世に出てきたのはデスメタルだった。
Carcassにはまった。
Necroticism ? Descanting The Insalubrious
- アーティスト: Carcass
- 出版社/メーカー: EARACHE
- 発売日: 2013/04/23
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特に2曲目の「Corporeal Jigsore Quandary」にはまった。
今でもスペルを暗記している。
Necroticism Descanting The Insalbriousは3rdアルバム。
1st、2ndは死ぬほどプロダクションが悪く聞くに堪えない。
医療器具が並んで人体を刻む。そんな歌詞で溢れていた。
そして忘れられないのが
Cannibal CorpseのButcherd at Birth。
- アーティスト: Cannibal Corpse
- 出版社/メーカー: Metal Blade
- 発売日: 2002/10/22
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とにかく恐ろしい。ジャケ買いしたが大当たりだった。ノリもよくて気持ちいい。
さすがに歌詞までは気にしなかった。
怖い音楽を聴いている俺がカッコよかったのだ。
笑いのネタにちょうどよかった。
それから、より過激な音楽を求めて、Decideも聞いたな。
反キリストの音楽で神を冒涜したとして、キリスト教原理主義過激派によってコンサート会場で爆破事件が起こされた。
ボーカルのグレン・ベントンは結構お笑いで、
グレン・ベントンは前々から「イエス・キリストが亡くなった年齢と同じ33歳になったら、自分は自殺する」と公言しており、33歳になった時の動向が注目されていたが、33歳になったらあっさりと撤回した。
ま、それでもいいよね。音楽は基本的に娯楽だから。
この頃は大学生でこう言うTシャツを着るのが流行っていた(?)ので、好んでいかに過激な音楽を聴いているかをアピールするために各バンドのTシャツを着ていた。
学校内でも嗜好が似ている人から声かけられて、仲良くなったりして楽しかったよ。
結局、色物はあんまり聞かなくなったな。
今でも聞いているのはスレイヤーぐらい。
毎度新譜をCDで買っているよ。
ヘドバン!