祖父母宅が解体された
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8月に名義を手放し、1月ごろに解体予定だった、私名義になっていた父から相続した父方の実家が解体された。
先日、不動産会社からメールが来て、添付された画像を見た。
まっさらになっている。
限界集落なのでこのまま何も建たずに終わると思われる。
さて、名義が変更された時点で私の責任から離れていたが、こうやって更地になっていると感慨深いものがある。
幼い頃の記憶。
縁側で井戸で冷やしたスイカを食べたこと。
セミの音。
何もすることがなくて暇を持て余して過ごした夏休み。
祖父の葬儀。
祖母の葬儀。
時間過ぎるのはあっという間に感じる。
昭和30年代に建てられた祖父母宅はこうやって幕を閉じた。
そして墓もこのまま閉じることにしようと思う。
無縁仏であちらの土地で眠ってもらう。
私が死ぬ前に一度は行ってみようか。
更地を見に。