20年以上音信のなかった独居の伯父が亡くなったら銀行の解約が事実上無理だとわかった


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朝に突然母から電話があって、警察から連絡があり伯父が亡くなっているのを発見したとのこと。

住んでいるところはこちらから片道5時間離れている県。

急死だったらしい。検視したが特に病気や出血もなく何も原因となるものは見つからなかった。

父が亡くなったのが20年以上前で、その兄にあたる伯父とは父の葬式以来会っていなかった。

よって20年以上音沙汰がなかったがわけだが、独居のためこちらに連絡がきたらしい。

そこで身元引き受け人に私がなることになり、其々の対応をしたのだが葬儀代に20万かかった。これもこちらが支払った。

納骨まで一気に2日間で終わらせ帰宅した。

銀行に口座もあるようだったので解約しようと当該銀行に電話したところ、通帳と印鑑があれば解約できるという。

しかし、片道5時間、交通費は解約する口座の残金とほぼ同じ。行く意味がない。

書類による口座の解約を私がするとしたらと尋ねると、

・伯父が生まれてから亡くなるまでがわかる戸籍謄本

・伯父本人の除籍謄本

・法定遺産相続人全ての戸籍謄本

・同全ての印鑑証明書

・法定相続人代表の依頼書

伯父は84歳、50年以上前に離婚歴あり。 

法定相続人はまずは伯父の元妻とその子供、もしいるのならさらに孫、もしいるのなら曽孫。

私から見ると相続人が何人いるかは全く不明。というか元妻の方には会ったこともない。どこにいるかも知らない。

すると、相続人は何人いるか全く分からず、事実上書類での解約は無理と判断した。

やはり、印鑑と通帳を持って(郵送でも可)銀行を解約しなければならないのだが、片道5時間の交通費は残高と同じぐらいかかる。

たとえ解約できても、交通費と時間を考えたら解約する意味はない。無駄となる。

よって、このまま口座は冬眠口座として放置することとした。

これが100万でも入っている口座なら、現地に赴いて解約する必要があるが、交通費程度の残高となると意味がない。

まぁ、高額な遺産を残していれば、今回の死亡を機に突然家族が増えてるだろうし。

現地に親類はいるのだが「絶縁」されているので全く関わらないという。

これから住んでいた住宅も解体しないといけないので、再度現地に行かないといけないのかもしれない。

そうなれば自宅を捜索してみる価値はあるかもしれない。そうすれば印鑑と通帳を見つけることができるかもしれない。

しかし、書面での解約は法定相続人全ての書類が必要とは・・・これが一番大変だ。