紙の月を観た

映画版の「紙の月」を観た。今更感があるけれど、なんかのきっかけでこの映画、観たかったんだっけと思い出して、借りてきた。

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 あ、アマゾンプライムで無料だった・・・レンタルしなくてもよかったのか・・・。まぁ、100円だったからいいか。 

評価;★★☆☆

私にとって稀に見る、邦画に対する高評価。

以下ネタバレ。

エンディングが逃亡というのが最高にいい。しかも逃げ切ってる。アホっぽくて最高。エンディングとしては説得されて、諦めて、しんなりとして逮捕されて、終わりをイメージしていていたのでやられた感が強い。どこにでもいる主婦というキャッチフレーズだったけれど、こんな主婦いないよと宮沢りえを見ていると思う。それぐらい綺麗だし、派手な雰囲気を持っているから。私の世代の宮沢りえというと女優というより派手な芸能人というイメージが強くて、「僕らの七日間戦争」でアイドル役だったと記憶している。更に貴花田と離婚解消して拒食症になった悲劇の人というイメージ。さらに「りえママ」という宮沢りえより強烈なキャラに喰われていて、悲惨だなと思っていたのが今や、離婚したとは言え、一児の母。宮沢りえの個性が強烈すぎて、女優業はどうかなと思っていたが、それはそれできちんとこなしているので安心した。

あとは不倫の馴れ初めみたいなのがかなり無理があるのでそこは無視して欲しい。

横領の陰に男ありみたいな典型的なパターンだけれど、こうやって人は溺れていくのかなと。生育歴にも問題ありみたいな感じで高校生の時の様子を挟むのも理解ができる。

2時間越えの映画だったけれど、まぁ、エンディングで持っていかれたよね。途中の悪魔のささやきのような大島優子の演技もまぁ不自然ではなかったので彼女は主人公向きではないのだと思う。いい脇役だったと思うし、小林聡美もいい味出している。94年というバブルの雰囲気が残っていて、これから悲惨な方向へ日本が向かっていく時代を上手く描いていたんじゃないかと思う。

まぁまぁおすすめ。