子供の病気に親はなぜ非科学的な治療を信じるのか


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読んだ。

うーん、非科学的なことを信じて、結果死なせたら「罪」というのは当たり前なのに、

なぜ、このように祈祷師とか非科学的なことを信じてしまうのだろう。

以前もしについて書いたけれど、私は現実主義者なので全くこう言う非科学的なことは嫌い。嫌悪感を覚える。

 

全ては理屈でできているとさえ思っている。

運命だよねとか、希望的、楽観的観測だよ。お気楽でいい。

そうやって自我を保っているのかもしれないけれど。

 

非科学的なことを信じる前提として、「治らない」ということがあると思う。

糖尿病も治らない。

わかりやすい例としては統合失調症を代表とする、精神疾患があると思う。

統合失調症は治らない。(寛解だなんていい言葉、いい響きだ。)

だから、困ってしまって、すがりつく。

 

友人は万引きの癖があって、補導され続けた時、その母親が自分の菩提寺に連れて行って、「霊視」してもらったという。結果、友人の右足には水子の霊が憑いているから万引きすると言われたらしい。実際のところ、水子はいるらしい。が、菩提寺ならそのことも知っているだろう。

で、霊視してもらってから後の話だが、我々仲間に友人は「爆笑」して話してきた。

我々も大爆笑。

以後、年齢を重ねても万引き癖は治らず、奴の通った後にはぺんぺん草も残らないと揶揄されたぐらい。

就職してからお金に不自由しなくなってから落ち着いたか。

 

よく親は必死なんだろうね。と同情する声も聞かれるが、それは親が不安なだけで、子供のことを全く考えていない。

死ぬのは子供だ。被害を被るのは子供だ。

親は祈祷師にすがりついて、安心する。

治るか治らないかは問題ではないのだ。

「私はやるべきことはやった。最後の手段として祈祷してもらったのだ」と。

私は悪くないと。

後で反省しても子供は帰ってこない。

子供の行動、病気を自分のせいにすべきではない。

自分の不安、行動をきちんと振り返るべきだ。

 

不安につけ込む人間は多くいる。

 

自分の行動を振り返り、気付くことができれば、非科学的なことなど信じることは無くなり、自分を信じることができるようになるだろう。

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